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「佐賀発!元気がひろがる合同マルシェ」イベントレポート

SAGA久光スプリングス・JR九州・佐賀共栄銀行の3社が主催する『佐賀発!元気がひろがる合同マルシェ』が2025年10月18日、さが維新テラス・佐賀駅前交流広場で開かれました。その様子をレポートします。

イベント全体の様子
SAGA久光スプリングスの今シーズンにおけるホーム開幕戦、JR九州・西九州新幹線開業3周年、そして佐賀共栄銀行の「きょうぎんマルシェ」50回を記念して、きょうぎんマルシェとしては、初めて共同で開催された今回のマルシェ。

当日は雨模様でしたが、駅前という立地とホーム開幕戦の熱気にも後押しされるように、多くの人の姿が見られました。さが維新テラス・佐賀駅前交流広場あわせて19の飲食店などが出店。中には、朝から行列ができているお店も! 人気ぶりが伺えます。
さが維新テラスのお店は?

佐賀駅前交流広場から南に伸びる広場のような歩道空間「さが維新テラス」には、今回5つの店舗が出店。スイーツやお茶といった“おいしいもの”が佐賀県内各地から集結していました。フラッと歩いてみるだけでワクワク!

ゆったりできる広場のような歩道空間だからこそ、気軽に見て、立ち寄って、お店を身近に感じられます。試飲や試食を勧められると、つい手を伸ばしてしまいます。
出店された方々に、感想を伺ってみました。
・多くの方が試飲され「おいしいね!」と言ってくださいました。あたたかいお茶が恋しくなる寒い季節に出店するのも良さそうです(製茶店)
・今日は雨ですが、駅前の道なので少なからず人通りがありますね。通りすがりの方にも目を向けてもらえて嬉しいです(スイーツ店)
・佐賀駅に行く人と駅から街なかに行く人、両方が通るのは良いですね。さが維新テラスの認知度が上がれば、出店する価値もさらに上がると思います(スイーツ店)
・佐賀駅前やSAGAアリーナなど近隣でイベントが開かれている時に出店すると、相乗効果が期待できますね(スイーツ店)
屋外でのマルシェ出店に天候の不安はつきものですが、雨でも人通りが途切れず、多くの人通りがあるという点に、駅前ストリートならではのメリットがあると感じました。お店の認知度を上げ、裾野を広げる良い機会にもなりますね! 佐賀の玄関口という場所柄、県内外の幅広い世代の方に知ってもらうこともできそうです。

夜が近づくと、ライトアップにより通りが静かにドレスアップされたような雰囲気に。クリスマスのイベントにもおすすめですね!
主催者の声を聞いてみた
今回の主催者チームのひとり、佐賀共栄銀行 業務統括部ソリューショングループ 主任の奥 謙二さんにインタビュー。イベントの目的や思い、さが維新テラスを使った感想まで聞いてみました。
――今回で50回目を迎える「きょうぎんマルシェ」、もともとどんな目的で始められたのですか?
奥さん(以下、奥)武雄の豪雨被害があった際、武雄地区周辺の市町村の事業者様を支援する目的で「復興マルシェ」として開催したのが始まりです。そこから毎月、佐賀共栄銀行本店でマルシェを第三水曜日に開催してきました。現在、本店が改装中なので、今年4月からは「出張マルシェ」として各支店を回っています。
――今回、この佐賀駅前交流広場とさが維新テラスまで使ってマルシェをされた感想はいかがですか?
奥 とにかく広くて、今までにない規模感で開催できました。いろいろな方が通り掛かるので、非常にありがたいです。もともとは復興支援で始めましたが、今は佐賀の事業者様の売上や認知度アップ支援が主な目的になっています。そういった意味でも、この立地での出店は大変良い機会になりました。
――さが維新テラスは「歩道」であることが特徴ですが、そこにお店を出した感想は?
奥 通行される方々が目に留めて立ち寄ってくださいますし、その流れで佐賀駅前交流広場にも足を運んでいただける。そうした相乗効果があって、とても良いと思います。
――出店者さんの認知拡大や売上拡大にもつながりそうですか?
奥 そうですね。そこが一番の目的です。マルシェを通して、駅を利用する方々が「こんなお店があるんだ!」と知り「どこのお店だろう?」と調べていただけたりすることで認知が広がっていきそうです。地元の金融機関として、こうした取り組みを今後も続けていきたいと思っています!
佐賀駅前から南へ伸びる200mの歩道空間、さが維新テラス。何気なく通り過ぎればそれまでだけれど、活用のしかた次第で「おいしいものを楽しむ場」「新たな“いいもの”と出会える場」「佐賀のお店や企業を応援する場」になれる大きな可能性がギュッとつまっていると感じました。佐賀のワクワクは、このストリートから始まります!
